言の葉で美(うま)しを饗される。


ころからと瑠璃はりの音と彩りが光と共鳴するような美しさ。
この作者さまのつづる言の葉は
天からそそぐ福音があるのなら、それに白く細い指先を触れ紡いで
人には出せない音を文字に封じているような
そんな綺麗なねいろがするのです。

"薄氷の琥珀糖"
"天の甘水〟桃のタルト"
"月と太陽のレモンケーキ"

タイトルで誘うメニュー選びの惑いも楽しく
味わう擬音は共鳴し舌に透き通っていく甘い感動。

魅力的な店主、店主との関係がきになる謎めいた美男
そして
妖精や異世界の人とも出逢いのある

「まれぼし菓子店」

おすすめのお店です。

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