燦然と輝く作品がここにある

カクヨムに完璧な作品が一つある。
でもそれは、何も知らない人から見ればいくばかの拒否感を伴うタイトルをしていた。

人は何のために本を読むのか。
本を読むのが好きだから?
ではその、好きって一体なんだい?
そう問われれば、私はこう答えるだろう。
出会いと、成長と、何かを成し遂げる感動…それと泣いたり笑ったりそういった感情の爆発、そういうものに触れたり体験する事への期待です、とね。
偽聖女クソオブザイヤーにはその全てがある。
一見顔をしかめてしまうような、このタイトルにも確かな意味があった。
読了した今なら、この作品はこのタイトルでなければならなかったと自信を持って言える。
綺麗なだけが物語ではないのだ、人では、心ではないのだ。
だからこそ、輝きとは何なのか、対比によって浮かび上がるのだ。

今あなたはこう思っているね?
「なんだこの評価のバカ高い、ふざけたタイトルは。小説をなめているのか。」
あなたの抱いたその感情は、この小説に入るための入場券だ。

さぁ、ページをめくるといい。
出会いが、冒険が、感動が待っている。

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