概要
彼女は、つくりものの世界に本物をこめる
所詮つくりものだ。ただの演技だ。そう思っても、きみが演じている、きみじゃないはずの誰かを観るたび、僕の恋心はぷすぷすと空気が抜けて、ひらひらと風にさらわれてしまう。
※関連作――というほどではありませんが、本作に登場する『結希』はこちらの結希と同一人物です。
『背中あわせのふたり』
(全2話/約5,800文字)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054890028427
香鳴裕人さんの自主企画、同題異話SR -Feb.- 『きみの嘘、僕の恋心』に参加させていただきました。
https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054893954402
※関連作――というほどではありませんが、本作に登場する『結希』はこちらの結希と同一人物です。
『背中あわせのふたり』
(全2話/約5,800文字)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054890028427
香鳴裕人さんの自主企画、同題異話SR -Feb.- 『きみの嘘、僕の恋心』に参加させていただきました。
https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054893954402
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!人気女優の素の表情は、たったひとりの観客に向けられる🎬
本作に登場する結希さんを初めて知ったのが、『日常のための日常』という作品でした。作者様がどなただったか忘れてしまったのですが★(こら!)
その『日常のための日常』の中では、まだ売れない舞台女優だった結希ちゃんは、バイトの後輩に語ります(以下、ニュアンスね)。
『舞台は[ハレ]の世界。舞台があるから辛い日常も乗り越えられる』
と。どうやら、ブレイクしたようで何よりです。
けれどもカレシさんは、カノジョである彼女の成功を手放しではよろこべません。どうしても画面先でカノジョ(の演じる役柄のキャラクター)の視線に、どす黒いモノをたぎらせてしまいます。
NTR(寝盗られ)属性だったら良かったの…続きを読む