一輪の白い花と。彼女のいる白いベッド。白い花びらが一枚散るごとに。彼女の中に咲く花も少しずつ――〝僕〟の視点から彼女を見つめ、見届けるまでの。切なく、悲しく、温かなお話です。
香居(かおる)と申します。 まったりと活動しております(*´∇`*) いつもお話をお読みくださり、ありがとうございます。また、コメントやいいねにも感謝を申し…
悲しいときがある。泣きたいときがある。前を向けないときがある。とても飲み込めない現実がある。ずっと明けない夜に怯えることがある。『一般的』な応援歌は、気持ちを正して涙を拭いて前を…続きを読む
例えばだれかを愛しいと思ったとき、たくさんの言葉を費やしてその人を称賛するという方法もある。シェイクスピアみたいに。あれはあれでよかった。いやむしろスタンダードである。なにせ大先生だから。だが…続きを読む
一輪の花の終わりは同時に一人の人生の終わりを告げていた。お花を通じ見え隠れする二人の心情に胸を打たれ、だけどここには確かな愛があって……儚くて悲しくて切なくて……見る人の心へと突き刺さる……そんな…続きを読む
おかしいですよねえ。花が嫌いな理由が虫が嫌いだからって。それは直接花が嫌いな理由にならないですよねえ。おかしいですよねえ、嫌いなのに毎日水取り替えていて、最後の最後まで花は散らずに待っていたんです…続きを読む
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