このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(53文字)
誰でも異世界に転生しかねない現代。もし勇者として転生してしまったら?様々な不安があるかと思います。この物語はどんな困難にも立ち向かえる武器はトマトである可能性を指し示しています。異世界に転生しない読者にも使える究極のサバイバルストーリー!
いくら女神が召喚した勇者のレベルを上げてもスキルはトマト関係しか習得しない。しかもそのトマトの能力がまるで使えない。そんななか、おそるべき敵が登場。絶望的なパーティーの前で最強の奥義を発動する勇者、それが意外な結末に……。チートスキルがトマトであらゆる場所で大活躍のギャグストーリー。物語もサクサク進んで読みやすく、盛り上げ方も上手いです。最後まで笑いが止まりません。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(319文字)
電車で移動中に読んでて、車内にボクの堪える笑いが響きました🤣出オチになりがちなところを、最後まで笑わせてくれる様は、さながらM1の決勝を見てる様な清々しさを味わいました!センスがキラキラキラキラりと光る作品!!
健康に良いどころか世界を救うトマトは偉大なのです。
いや、もうタイトル通りのおバカ小説です。求められた役割が勇者でなかったら、何もないところから食料を生産できる彼は本物の英雄だったかもしれません。チートスキルでは、魔王を倒せても腹は膨れないので。
勇者のスキルがトマト。〝勇者〟も〝トマト〟もありふれたものであるのに、合わさるとこうなるんですね✨せかけさんの発想力、私にもお授けください。オチに至るまでが小気味良く展開され、あっという間に読了してしまいました。長すぎず、短すぎず。ちょうど良い満足感を与えてくれるお話です。個人的に、ゴリラの豆知識がツボに入りました。