何とも不思議な作品。だから、レビュータイトルを考え惓ねてしまう。と言うのも、何処に焦点を当てたものやら、少し戸惑ってしまう。支離滅裂ってわけじゃなく、良い話が混線している感じ。作品中に出てくる昔話も、文字数的には少ないが、一つの作品として成立する。私は同じ内容を寡聞にして聞かない。オリジナリティを感じる。老婆と孫の温かい交流、女の子同士の複雑な交感。どれも深掘りすれば、ちょっとした短編になりそう。一読の価値が有るが、星2つとした理由は、短編にはMAX2つが信条だからです。
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