第7回 角川文庫キャラクター小説大賞 優秀賞・読者賞W受賞 「姫君と侍女は文明開化の夢をみる~明治東京なぞとき譚」(伊勢村朱音名義) 角川文庫より「姫君と侍…
暖かい空気は上昇し、逆は逆である。 学生時代に熱されたあの感情は、どこまで昇っていったことだろう。 その先にあるのが、単に冷却されて地表に再び降りるにせよ、太陽に近づき過ぎて翼を溶かされてしま…続きを読む
この作品のポイントは上記3つです。とにかく文字が跳ねます。動いているかのように跳ねます。文字が見えますね。そして色と音が飛びだしてきます。バンドの音が鳴る場面では、文字の音で打ち抜かれます。…続きを読む
漫研の主人公がある日、バンドマンの彼から声をかけられる。全く接点の無い2人が出会った時、一体どんな世界が始まるのか?凄く文体が綺麗で、何より音や色などの表現が鮮やかであり、自分もこんな風に色…続きを読む
主人公のおそらく中学時代の挫折とか、甘々なはずの交際期間とか、色々削ぎ落としたであろう短編から、描かれなかったからこそ感じ取れるものがあって自分と相手は釣り合っているか? とか、好きなのは自分の…続きを読む
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