ご都合はまぁあるがチートっぽい物はなさそうだし、システム解説多めの少し古いタイプのＭＭＯ作品だ。メンバーとの絡みも多いので主人公一人の活躍とか期待すると肩透かしに絶対合う。

デスゲームではないから当然失敗も積み重ねながら話は進んでいく。
試行錯誤の過程で荒ぶることはあるが単調な展開だけではつまらないしアリだと思う。

全部はまだ読み切れてないから下手なことは書けないんだよな。
ボリュームがありすぎる。
進化の果てに何があるのか？そしてどんな結末が？
リアル都合ＥＮＤも視野に入りそうでどうなることやら…。

世の中にVRMMOを題材にした作品は数あれど、そのいずれとも一線を画す斬新な物語だと思いました。
未知のVRMMOの世界で、次はどんな展開が巻き起こるのか、興味深く読み進めてしまいましたね。
一見の価値ありです。

最初に読んだ印象は『変わってるな』
です。
例えば、ゲームシステム。種族にまず人間が無いって言うの斬新で新鮮です。
例えば、主人公。コケの主人公なんて多分この小説くらいだと思います。
そんな変わってる部分がおすすめ。
一風変わった、というのは意外と被りやすくて難しいのですけど、この小説はまさに一風変わった小説です。

もちろん、キャラ、ストーリー、地の文もしっかりしていて読みやすいですし、仲間との会話のノリが軽くてそこら辺も面白かったです。
『普通』が飽きた人は、是非一度、読んでみてはいかがでしょう。