上品かつ大胆な、正統派冒険譚

神の善意、悪意と呼ばれる石に、人々が翻弄される世界「アルバテッラ」。

そこに魔法使いアルによって召喚された少年マルコは、以前の記憶を失っていた。

アルとの旅の途中、マルコは様々な人々と出会い、冒険を繰り広げていく。

食事シーンや人々との出会いなど、丁寧な日常描写から始まり、特訓をして、怪物も出てきて、次第にヒートしていく大冒険。

スケールの大きな創世の神話まで、上品かつ丁寧な作風で描かれる。戦闘シーンも大迫力。

その他のおすすめレビュー

大橋東紀さんの他のおすすめレビュー11