最初はスローだけど、途中から段々スピードアップしてきて、いつの間にか読み進めてしまいます。特に第2章から語られる、鮮やかな色に溢れたアルバテッラの世界と創世の神話が面白い。世界を彩る人びと。それぞれが大事な世界の一部であるという考え方は、最近の多様性を尊重するという考え方に通じる気がしました。「神の悪意」が何か、まだはっきりとは語られていないけど、単純な善悪ではないのかな?続きが気になります。
異世界へと召還されたマルコ。 彼の物語は、彼を召還した魔法使いと共に始まる。 神の悪意(マリス)と呼ばれる石を集めながら、進んで行くストーリー。 マルコはゆっくりとこの世界に馴染みながら神…続きを読む
「(自分の描きたいことは)舞台が何処でも表現できるが、取り敢えず異世界をモチーフにさせてもらった」ではなく、「ちゃんと異世界の風俗を、必然的に描いている」ところが好感が持てました。“ちゃん…続きを読む
神の善意、神の悪意と呼ばれる二つの石が主軸の、壮大な世界観のファンタジー。 独自性のある世界観ですが、無駄のない文章で描写される戦闘や日常シーンのおかげで、あっという間に魅せられてしまいます。…続きを読む
神の善意の石と悪意の石が主軸となった物語。主人公のマルコは神の善意の石グリーによって、魔術師アルに召喚されこの世界に来ます。この世界には神の悪意の石、マリスも存在し、それが世界に様々な悪影響を及ぼし…続きを読む
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