幼い頃からずっと、自分は他の普通の人とは少し違うという、漠然とした違和感に悩み続けてきました。思春期に性に目覚めてからは更にその違和感は加速して、社会を恨ん…
ふらっと読みに来たら、いい作品に出会ってしまいました。大事な一言が発せない。私も経験があります。たぶん多くの人がしている経験。主人公に同調してしまう作品だと思います。刺さります。
どうしても男女の物語となると、恋愛に絡めるものが多いけど、こういう関係性がさらりと、しかし、微妙な変化を伴いつつ進んでいく物語は、読んでいて、心地よいものを感じさせられます。
「幼い恋」それだけだったのが、いつのまにか本当の恋に変わっていた。だけれど、結ばれない時もあるのが恋愛の残酷な所で、胸に仕舞い込んでいた思春期の時代を少し思いださせる、少し、切なくて、甘く響く物…続きを読む
とてもシンプルに、短く、それでいながら思春期の思考を上手く描いていてとても面白かった読んだあとには少しの苦しさすら覚えるような切ない感覚になれた
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