レッテルを貼られる事をどう捉えるか

LBGTというレッテル。

自分は少し前までこの4種類だけというかなり頭の固い知識しかなかった。

だから自分がセクシャルマイノリティである事にも気付かなかった。

強いて言えばT、トランスジェンダーなのであるが、言葉に出来ない違和感があった。


その後、これ以外にもセクシャルマイノリティには色々ある事を知った。よりしっくり来るカテゴリーがK、「キンキー」というカテゴリー。

これもいわば一つのレッテルなのだが、自分はそのレッテルを貼られる事になぜか安心感があったのだ。

なぜなら今までは世界中に自分のようなセクシャリティの人間は自分だけ、あるいは極めて少数だと思い込んでいたからだ。

レッテルがある事で、LBGT並みとは言わないまでも、それなりに同志は居るのだと分かって嬉しかった。

レッテルを貼られる事をどう捉えるか、これだって様々だと思う。

ここまで深くセクシャルマイノリティを描いた作品は少ない。

自分ももっと勉強して書けるようになりたいと思った。

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