このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(41文字)
気象庁の特別広報課の電話にクレーム電話がかかってきます。それも「自分の企画したツーリングのために天気予報を変えてほしい」という滅茶苦茶なもの。電話を受けた女性は困りながらも対応するのですが、やり取りをしているうちに話の流れがだんだんおかしくなって……。何気ないシーンから少しずつ話が展開していき、予想外のところに着地する良作短編です。ぜひ、ご一読を。
ので、読んでみると良いと思うのだよ、諸君。きっとあなたも、週末の予報が気になるだろう。