短編で終わるのはもったいない、そう思えるほど続きを渇望してしまう

 短編という限られた文字数で異能力バトルを書くとは……全くもって恐れ入りました! 普通の人がこういった物語を書いたのであれば、おそらく軽く十万文字を越えていくでしょう。それを違和感なく一万文字以内にまとめる力、思わず唸ってしまいますね。
 反面、三人の指名者やリーエとロイを深堀した長編が読んでみたい、という気もしました。そして、二人がこれからどう戦っていくのかも。ですが、それがなくても短編として十二分に面白い作品です!

 ライトでヘビーな異世界ファンタジーをご所望の方は是非に読んでみてください!

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