存在していなかった筈のモノ。それに鳥居を与え、社を与え、『とうかん様』と名を与えたのは人間である。視点が入れ替わりながら、物語は圧倒的な筆力でもってスムーズに進行していく。神と、人と、恐ろしいのはどちらなのだろう?
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