概要
進路なんて言われても……わかんない
とある男子高校生の夏休み。
部活をする一方で、進路を決めかねていた。
そんなある日、彼女に出会う……。
部活をする一方で、進路を決めかねていた。
そんなある日、彼女に出会う……。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!ひと夏の憧れが、世界を知る入口になる
夏休みの気だるさ、縁側、蝉の声、蚊取り線香の煙。
最初は、ごく普通の男子高校生の夏が描かれているように感じました。進路もまだはっきりせず、部活もどこかゆるく、姉との会話も少し気まずくて、けれどそれがとても自然で、夏の空気がよく伝わってきます。
そんな日常の中に、突然現れた黒い装束の一団。
主人公が最初に惹かれたのは、たぶん「知らないもの」への衝撃であり、ひとりの少女への淡い憧れだったのだと思います。けれど、この作品が素敵なのは、その憧れがただの一目惚れで終わらないところでした。
知りたいと思う。
近づきたいと思う。
そのために、自分にできることを探す。
被服部の主人公が、自分の手で…続きを読む - ★★★ Excellent!!!夏のMirage
もういつのことだかも忘れてしまいましたが、遠い昔の暑い日に、なにもない夏だったと後悔したことがあったような気がします。
夏の思い出は、幸せな思い出なのだと決めつけていたので、なにもない夏を空っぽだと感じていたのでしょう。
夏に芽が出ないのは、春に種をまかなかったからだ。とか、そんな幼稚な反省をしていた記憶です。
思えば、自分のためになにかをしていたときが、一番うまくいっていたような気がします。
誰かのために。たとえば、友達が欲しいとか、女の子にもてたいとか、そう思っていたときほど空回りしていました。
人は、自分のやりたいことを追っかけてる人に魅力を感じるんでしょうね。
自分が気付くのは、い…続きを読む