繊細過ぎる人間の心を鑑みれば、時にゾッとする感情に襲われる。しかしそれは群衆志向の強い人間のそれよりはズッと良い。『式』なんて言葉が出てくるファンタジーだが、その実、内容は幻想より驚くほど深い。
悠木 柚です(以前のPNは佐月 詩) 好きなもの:樹液 嫌いなもの:花粉 第三回カクヨムWEB小説コンテスト:特別賞 第一回ファミ通文庫大賞:特別賞
まるで民俗学だ。初見で思ったのは、まずこれだった。細かな設定は、どこまでが実際に語り継がれているものなのか。どこまでが作者によって作り出されたものなのか。知識を詰め込むように、読み進めていっ…続きを読む
ううぉー(感嘆のため息)最新話まで拝読しました。ものすごく面白かったです。この面白さは間違いなく夷也さんでないと出せない持ち味ではないかなと。人間を掘り下げるように暗く陰鬱な部分をしっかりと描い…続きを読む
不思議な題名に惹かれて、読み始めました。絶妙な空白の使い方や段落分けの強弱など読みやすく、書いてる側からすると興味深くもありました。気になった方は是非!!
『文字』の連なりから成る『物語』とは何でしょう。『物語』を構成する『文字』を奪われると、記録・保存が不可能に成るでしょうか。疑問を重ねられた後に展開される『物語』は、弱肉強食の現代日本、「gi…続きを読む
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