繊細過ぎる人間の心を鑑みれば、時にゾッとする感情に襲われる。しかしそれは群衆志向の強い人間のそれよりはズッと良い。『式』なんて言葉が出てくるファンタジーだが、その実、内容は幻想より驚くほど深い。
ううぉー(感嘆のため息)最新話まで拝読しました。ものすごく面白かったです。この面白さは間違いなく夷也さんでないと出せない持ち味ではないかなと。人間を掘り下げるように暗く陰鬱な部分をしっかりと描い…続きを読む
神代の御代、黄泉平坂で恋しい夫にイザナミノミコトは呪詛を放った。「いとしいわが夫(せ)の君よ。こんなことをなさるなら、私はあなたの国の人を一日に千人絞め殺しましょう」それに対し、イザナキノミコト…続きを読む
不思議な題名に惹かれて、読み始めました。絶妙な空白の使い方や段落分けの強弱など読みやすく、書いてる側からすると興味深くもありました。気になった方は是非!!
『文字』の連なりから成る『物語』とは何でしょう。『物語』を構成する『文字』を奪われると、記録・保存が不可能に成るでしょうか。疑問を重ねられた後に展開される『物語』は、弱肉強食の現代日本、「gi…続きを読む
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