繊細過ぎる人間の心を鑑みれば、時にゾッとする感情に襲われる。しかしそれは群衆志向の強い人間のそれよりはズッと良い。『式』なんて言葉が出てくるファンタジーだが、その実、内容は幻想より驚くほど深い。
悠木 柚です(以前のPNは佐月 詩) 好きなもの:樹液 嫌いなもの:花粉 年齢:不詳 性別:不詳 属性:大地 魔法:なし 技能:なし 祝福:昆虫神 第三回カ…
まるで民俗学だ。初見で思ったのは、まずこれだった。細かな設定は、どこまでが実際に語り継がれているものなのか。どこまでが作者によって作り出されたものなのか。知識を詰め込むように、読み進めていっ…続きを読む
神代の御代、黄泉平坂で恋しい夫にイザナミノミコトは呪詛を放った。「いとしいわが夫(せ)の君よ。こんなことをなさるなら、私はあなたの国の人を一日に千人絞め殺しましょう」それに対し、イザナキノミコト…続きを読む
不思議な題名に惹かれて、読み始めました。絶妙な空白の使い方や段落分けの強弱など読みやすく、書いてる側からすると興味深くもありました。気になった方は是非!!
『文字』の連なりから成る『物語』とは何でしょう。『物語』を構成する『文字』を奪われると、記録・保存が不可能に成るでしょうか。疑問を重ねられた後に展開される『物語』は、弱肉強食の現代日本、「gi…続きを読む
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