記憶という名のオルゴール

作者 大槻有哉

211

76人が評価しました

★で称える

レビューを書く

★★★ Excellent!!!

その平和は、エンジェルと呼ばれる女神の出現によって崩されていく。体感するには、エンジェルの求める物を差し出す必要があった。

 最初のうちは、道辺に咲く野の花でも良かったが、そのうち、食料や金、盗み、果ては人の命さえ要求されるようになった。
エンジェルは酷い女神ですね。

ある時、大秘宝オルゴールの伝説が、またたく間に世界に広がっていく。失われたメロディや歌の力。それは、争う人々の心を静める。エンジェルの力、ドリームから奇跡的に生還したキオルという名の大発明家の最高傑作と言われる物である。

それこそが、オルゴールであり、数多くの歌が封じ込められている。そして、一人の青年がオルゴールを発見する。青年は言う、

「これが、パンドラの箱か…。キオルの言っていたドリームを超える欲望…遂に手に入れた」

人間の欲望も、またメロディーの素晴らしさ、何か………色んな世界が広がりファンタジー要素も感じ引き込まれます。

皆様が書いていらっしゃるように途中から展開が変わりますが、それがまたより変化をもたらして読者を惹きつけます。

引き続き読ませていただきます。

私の小説にコメント頂きましてありがとうございました。



 

★★★ Excellent!!!

面白く、そして素敵なファンタジー(^-^)
 
でも読んでいる途中で気になるものが(笑)
勇者のセーラー服、たこ焼きカレー、たこ焼きハンバーグ、たこ焼きスープ……
ズズッ …… (o'¬'o)お腹が空いてきます(笑)

記憶鳥は自由に羽ばたいていくのでしょうね。
何処までも――

良い物語に出会えました!

★★★ Excellent!!!

エンジェルと呼ばれる女神が破壊した世界から
記憶鳥という鳥たちが「歌」を届けるために旅立つ冒頭。
途中からがらりと文体が変わるのが面白いです。
短いセンテンスで綴られる記憶鳥たちの描写を
歌のリズムのように楽しんで、辿っていく楽しさと、切なさ。
読み続けることに喜びを感じる物語といえるでしょう。
できれば紙媒体で読みたい小説です。頁をめくる手にもリズムが宿りそう。

★★★ Excellent!!!

混乱の地に歌声を届けるため、100羽の鳥が飛び立った。
仲間が次々とハンターに殺されていく中、ツバサは彼らの記憶を受け継いで飛んでいく……。

この記憶鳥のオルゴール、この感動的な物語を基礎として、短いながらもシナリオ的な感覚でどんどん話が進んでいきます。
弟シノビとのやりとりも楽しく、セーラー服やカッパなど多種多様なものが登場。
あれよあれよと読み続けてしまいます。

ところで、たこ焼きが主食という作者様。
時々たこ焼きが出てきます。おにぎりも。
その他にもスープ、カレー、牛乳……ほどよいタイミングで登場します。

不思議な世界観で読者を掴んで離さない魅力がある作品です。^-^

★★★ Excellent!!!

本作は冒頭の四話と五話以降で趣が大きく異なります。
前者は危機的な状況を迎えた世界で、メロディを伝えるために飛び立つ鳥たちの物語。
後者は一度滅び、再生した世界に転生したそれらなのだと思われますが、全編に渡って詩的な表現で些か難解です。
しかし、ようやくこの定理について、真に驚くべき証明を発見したのですが、ここに記すには余白が狭すぎます。詳しくはご自分の目でお確かめください。

★★★ Excellent!!!

 導入からの壮大な世界観をもとに、
 争いの絶えない世界に差し込む平和への歌――。

 ――その『思い』と『想い』を背負った存在たちの戦いから一変して、一つのポエムのように紡がれる話は、どこか懐かしい……そして切なさと愉快さを併せ持ったメロディと化して心に響いてきます。

 内容を理解するのではなく、感じ取る……そういうパステルカラーの物語だと思います。

★★★ Excellent!!!

歌で救う、可愛らしいファンタジーものかと思いきや、とても繊細なメッセージが込められていました。

エンジェルが求める世界に立ち向かう記憶鳥たち。
仲間が目の前で儚く消えていく描写には、キャラクターたちの言葉が響きます。
そして、それでも進む記憶鳥たちの想いにきっと胸を打たれるはずです。

そして、雰囲気がくるりと変わって新しい物語が始まります!
え、女装?イケメン?属性?スクール水着?
楽しいフレーズの中に見え隠れするもの。
点と点が線になった時に、どんな物語になるのかを、ぜひ読んで確かめてみてください☆
1話1話が短いので、とても読みやすいですよ♪

★★★ Excellent!!!

平和な世界が女神エンジェルに支配され、望む夢を見せるドリームという力に魅入られた人々は、やがて文化を衰退させ、世界中に混乱の渦が巻き起こる。

そして、ドリームから奇跡的に帰還した「キオル」という青年のオルゴールによって物語は一つの結末を迎え――再び、新たな物語が始まる。

儚い命の行方がありながらも、希望を見出す物語の構成が美しく、魅力的です!
歌と幻想ファンタジーが好きな人は、ぜひ一度、お読みください(*^-^*)


★★★ Excellent!!!

人々を快楽の奈落に落とすエンジェル。

主人公は、それらを打破する為に奮闘する!

個人的には、エンジェルに身を委ねる世界もアリでは無いかと考えましたが、やはり、主人公達の自分らしさを取り戻す為の戦いは、読んでいて面白いです!

登場キャラ達も喜怒哀楽に準えた名前と設定でありますが、その感情が、なぜ濃く出ているかが描かれており、ストーリーにコクが出て、深みがあると思います。

凄く読みやすく、スピード感溢れるストーリーとなっています!

是非、ご覧ください!

★★★ Excellent!!!

この世界はメロディによる文化が栄えている。
メロディを歌にできるのは記憶鳥。

エンジェルという女神が現れ、この世界の文化は失われ、仲間は死に逝く。

独特の世界観、幻想的な情景描写。
美しくも儚い。
大秘宝オルゴールの伝説。

――「絶対に歌を届けて」

記憶鳥は仲間の想いを伝えるために飛び立ちますが……。

仲間に歌を伝えようとする記憶鳥たちの、希望に満ちた未来が見えた気がします。




★★★ Excellent!!!


記憶を共有しながら彼らは飛んだ。エンジェルに支配されつつある世界を変える為、一つ、また一つと儚い命を散らしながら。


四話完結の短編となってますが、独特の世界観に引き込まれ読了感もあります。
とても深いメッセージ性を感じる作品で、エンジェルと称された《ソレ》に最後、少し身震いがしました。
僕個人の感想ですが、《ソレ》はすぐ近くにいるのかもって。

皆さんはどう感じるのでしょうか?