壮大な背景をもとに、メロディのように紡がれるパステルカラーの物語

 導入からの壮大な世界観をもとに、
 争いの絶えない世界に差し込む平和への歌――。

 ――その『思い』と『想い』を背負った存在たちの戦いから一変して、一つのポエムのように紡がれる話は、どこか懐かしい……そして切なさと愉快さを併せ持ったメロディと化して心に響いてきます。

 内容を理解するのではなく、感じ取る……そういうパステルカラーの物語だと思います。

その他のおすすめレビュー

冬野未明さんの他のおすすめレビュー147