シナリオのような躍動感溢れる記憶鳥の物語

混乱の地に歌声を届けるため、100羽の鳥が飛び立った。
仲間が次々とハンターに殺されていく中、ツバサは彼らの記憶を受け継いで飛んでいく……。

この記憶鳥のオルゴール、この感動的な物語を基礎として、短いながらもシナリオ的な感覚でどんどん話が進んでいきます。
弟シノビとのやりとりも楽しく、セーラー服やカッパなど多種多様なものが登場。
あれよあれよと読み続けてしまいます。

ところで、たこ焼きが主食という作者様。
時々たこ焼きが出てきます。おにぎりも。
その他にもスープ、カレー、牛乳……ほどよいタイミングで登場します。

不思議な世界観で読者を掴んで離さない魅力がある作品です。^-^

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