何のためにその物語(子)を書いて(産んで)いるか

書籍化。
受賞。

そういう最終目標もあるだろう。
だけど、その前にも、その先にも必ずあるもの。
それが読者の存在。

自分の作品を「作品」としてそこに存在させてくれるのは、作者じゃなく読者。
作品は読まれて初めて作品としての価値を生み、誰かの心を動かして鮮やかに色づく。

もちろん、本にしたい。賞だって欲しい。
だけど、一番うれしいのは「読者の感想」なんじゃないか。
誰かの心に刺さって、その人の気持ちを動かして、その作品が息づいてくる。

さて、作者諸君。君は何のために書いているのか?

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