短いながら、行き着く予想の中での良きつらみ

本になったバナーから飛びの過去作からの連続読み。
科学というよりは霊的怪異的なものに対して読者が科学的な立場から話を聞く感覚。科学基準で見ているため、霊的怪異的な存在がやけに重く尾を引かれる。
読んでいく中で感じる『もしや?』みたいな錯覚に陥りかつ、それが当たった時のつら味が心地よく感じた。
過去作と合わせて読むと程よい長さになって個人的には大満足。

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