日常の一コマ、だけどほっこり。

誰にでも起こるような一コマ。

切れた電球の取り替えをする。
その電球が切れたお宅はひいおばあちゃんの家。
そこに主人公の性格が如実に現れていて、何を大事にしているのかが一目瞭然でわかる。
彼女との約束をキャンセルするが、彼女がまた良い!
嘘泣き写真を送り、許すのだ。
彼女も主人公のそういう所が好きなんだとそれだけでわかる。

電球の取り替えを頼んだひいおばあちゃんもきっと同じなのだ。
ひ孫の好きなものを作って待っている。

上手いなぁ。
物語の運びもそうなのだが、ちょっとした所に彼らの性格が見え隠れしている。

スルリと読めて後味よし!
素敵なお話でした。