痛快な逆襲劇

大手出版社に勤めながら、編集部のやり方に疑問を持ち、退職した主人公。
祖父が営んでいた地方の書店を譲り受け、そこで地元の人たちと触れ合ううちに、自信を取り戻していく、ほのぼのした物語……かと思いきや。

後半、ある登場人物の告白により、ラストに向けて加速的に展開していきます。

紅白見ながら読んでたんですけどね、気づいたら紅白終わってましたね。
もうミュゲですよ、こっちに夢中です。手に汗握る攻防とこんちくしょうな悪役にスマホも吹っ飛びます。

正攻法での逆襲劇、弱小企業が大手に一撃かます物語でした。

利益重視の企業体質と職人魂のぶつかり合いの結末はいかに!!

カクヨム利用者、本が好きな人、出版に興味がある、現代ドラマが好き、いろんな人に刺さる物語です。



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