概要
笑いあり涙ありの脱力系長編ファンタジー。
勇者と魔王が争う剣と魔法の世界。
魔族の少女フェルは魔王の従者として人族の住む地に降り立つ。その目的は人族と友好的な関係を築くこと。フェルは敬愛する魔王のために目的を達成しようと奮闘することになる。
そんな事情から、フェルは魔族として強い力を持ちながらも、人族に振り回されてしまうのだった。
「魔族を滅ぼそうとしている宗教のシスターをやるのはちょっと……」
「冒険者になったのにギルドに依頼が一つもないってどういうことだ?」
「こんなヒラヒラな服を着てウェイトレスをやるのか……村ごと滅ぼしたい気分だ」
そして未来。フェルがそのころに書いた日記があるダンジョンから見つかり、それは聖書とも、禁書とも言われ、物議を醸すことになる。
これは、彼女と彼女の日記をめぐる、笑いあり涙ありの物語。
※小説家になろう様でも公開中。
魔族の少女フェルは魔王の従者として人族の住む地に降り立つ。その目的は人族と友好的な関係を築くこと。フェルは敬愛する魔王のために目的を達成しようと奮闘することになる。
そんな事情から、フェルは魔族として強い力を持ちながらも、人族に振り回されてしまうのだった。
「魔族を滅ぼそうとしている宗教のシスターをやるのはちょっと……」
「冒険者になったのにギルドに依頼が一つもないってどういうことだ?」
「こんなヒラヒラな服を着てウェイトレスをやるのか……村ごと滅ぼしたい気分だ」
そして未来。フェルがそのころに書いた日記があるダンジョンから見つかり、それは聖書とも、禁書とも言われ、物議を醸すことになる。
これは、彼女と彼女の日記をめぐる、笑いあり涙ありの物語。
※小説家になろう様でも公開中。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!千年の時を渡る一代記
魔族と人族の争いが収まって五十年、長らく魔界を出ることのなかった魔族が五十年ぶりに人界を訪れる。
日記の筆者は敬愛する魔王様の指示に従い、人族と魔族の関係改善のため、人族と交流することになった。
お人好し愛され魔族が辺境の村で生涯の親友達と出逢い、人界中を廻って歴史に刻んだ足跡、その実情を綴った日記は、千年の時を経てその子孫や後継者の手に渡る。
聖書とも禁書とも呼ばれた日記は、魔王の足跡と共に偉大な祖らの少女時代をも鮮やかに残していた。
本筋が面白い上に、千年後の視点を覗かせる各章末の「閑話」を読むのが楽しみで、章単位で一気に読み進めてしまいます。読み始めてから読了まで毎日朝…続きを読む