最終話 愛妻は大体今年もウチで年越しで飲みます。+あとがき
梨男は焦っていた。今年はコロナ禍の影響もあり、飲み会は当然開かれない。すると、妻の絢香は店主の坂口との提案と相まり、今年の12月31日の飲み会はリモート飲み会を行うことに決定した。飲み会は18時から開始し、そろそろ酔いが回り始める20時半に差し掛かっていた。
「いやぁ、にしてもウチの絢香さんは相変わらず美人だな。」
3人の中でも特に梨男は酔いが回るのが早かった。隣にいる自身の妻へ惚気の言葉も乗せて。
「いやぁ、梨男さんは相変わらず愛妻家で密ですねぇ、奥様と。俺なんか男やもめなもんで全く相手なんかできやしねえですよ。」
すると絢香は、「それなら坂口さんにぴったりのお相手がいますよ。この方です。」と紹介した。
「えっ、本当ですか?この人、本当に独身ですか?」
「ちょっと坂口さん、誰に言ってるの?私が紹介するんだから、安心して独身だから。」
坂口はそれを聞くとウェイ!とばかりにシャンパンの蓋の栓を切りまくった。
「まぁ、少し地雷持ちだけどね。💙」
「ひへぇ、君も悪い女だねぇ。」
賑やかで楽しい大晦日をその日、三人はリモートで行った。-
※
2020年、本当に良い事も悪い事も全部ひっくるめて2021年も良い年初めを過ごしましょう、本日最終日はここいらでお開きといたしましょう。
最終話 完
あとがき
愛妻は大体ココで呑んでます,通称=妻ココも作者本人の勝手ながらの最終回を迎える運びとなりましたが、不定期連載とお伝えした通り、来年はリニューアル連載を3月上旬に行おうと思ってます。それでは皆さん、2021年は良いお年を。さようなら。
あとがき 完
※この物語はフィクションです。
愛妻は大体ココで呑んでます。 林崎知久 @commy
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