自分の専門としては警察を主人公にしたミステリー・サスペンスですが、事件も起きず、ただただ居酒屋という閉鎖的な空間で主人公の大学教授とヒロインの妻、脇役である店主の3人を中心に進んでいくというのはシチュエーションコメディとしては十分だなと思いました。話の題材としてはこれからも日常系のネタで書いていこうと思います。それに僕の書く小説は基本は人が死ぬ、周りがアナーキーというかクレージーというか個性的な人物達が物語を掻き回しますが、この作品は一切その要素はゼロでやっていこうと思います。ちなみに作品でイメージしてる人物は主人公は俳優の生瀬勝久さん、ヒロインは女優の竹内結子さん、店主は今野浩喜さんといった方々です。演技力もそうですが、作品の持つ温かい空気感だったらこの御三方でお願いしたいくらいです。

完