第5話 冊子機能
実はこの機能、久しぶりに覗いた「なろう」さんではもう取り入れられていた。
すでに遅れを取っている、導入急ぐべし。
いわゆる作品をファイルに例えるのであれば「フォルダ」機能である。
「なろう」さんではシリーズと言われているこの機能だが、短編集を作る際や、表示一覧をスマートにする際に役に立つ。
今回のようなKAC(Kakuyomu 3rd Anniversary Championship)コンテストhttps://kakuyomu.jp/special/entry/3rd_anniversaryのお題10個に皆勤賞だった方は単純に10作品が表示されているはずだ。すると、表示できる12作品のうち10作品はKACで埋まってしまう。いくらなんでも自分がおススメしたい作品全てKACに込められているという人は少数派だろう、少し悲しい気もする。
また私のように短い作品を何個も連発する場合は、どうしても作品が乱雑している印象は拭えない。
そんな時に役に立つのが冊子機能だ。
小説一覧の下に新たに表示スペースを設ける。
そこに作りたい冊子を作る。
例えばタイトルを「KAC」として、そこをクリックすればKAC参加作品一覧が見えるようにする。
トップの小説一覧に元の作品を残すか、表示しないようにするかは選択できる。一覧から消す、を選択してしまえば、トップの小説一覧はすっきりする。こうすれば、ゴミゴミしない。
また私がやりたいのはテーマごとに短編集を作る、というものだ。
私がよく書く小説のテーマは「もしもこうだったら……」のものが多い。このテーマで書いた作品の短編集を作りたい。そうすれば、小説一覧は見やすくなる。
実は現状でもこれはできなくもない。
例えば、新たな作品を「短編集」というタイトルで作り、そこに今までの短編を新たにコピペしていく方法だ。
しかしこれでは最初に投稿した時にいただいたコメント、レビュー、★、全てが移行できない。
この「コメント、レビュー、★」は我々素人小説家にとっては代え難い宝物、生きている証、まさに我が子ともとれる程貴重なものだ。これを置いていくなんて考えられない。だからまとめる機能を作ってほしい。
追記:2020年8月26日
木沢書房https://kakuyomu.jp/works/1177354054889728048にあるように、リンクを貼る、という方法もある。ただこれではワンクリック無駄が出るので、やはりエピソードをクリックしたら作品に直リンクできるようなまとめ機能が欲しい。これにかんしては「おねだり企画」で採用された、とだいぶ前に報告があったが、一向に実用化される兆しがない。
※2024/01/04追記
おねだり企画で採用され、コレクション機能として導入されました。名刺がわりの作品集として作者の見て欲しい作品を一番上のコレクションとして表示することができます。
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