令和元年。壮絶な北乃神拳伝承者の闘いがいま幕を上げる。父を倒し兄を下す
- ★★ Very Good!!
嫁は攫われ、悪逆非道な巨悪を前に、平和を愛する主人公が拳を振るう。
「いまは身内で争っている場合じゃあないんだ!」
「いつの世も見えぬ大威より、目に見える小威で人は諍いをおこす」
進むべき道をしりながら、目に見える近しい人々を救うために、ちいさな日々にはまりこんでいく。そんな中、出逢った人物が、その後の彼の運命を変える。
「いまは国を開いて、貿易をおこない。国を富まして力を蓄えなくてはいかんぜよ」
「リョウマさん……ボクが間違っていました。拳だけでは解決しないのですね。北乃神拳は封印します」
そんな中、凶報が北乃のもとに届いた。
恩人が暴徒の凶刃に斃れたと。