令和元年。壮絶な北乃神拳伝承者の闘いがいま幕を上げる。父を倒し兄を下す

嫁は攫われ、悪逆非道な巨悪を前に、平和を愛する主人公が拳を振るう。

「いまは身内で争っている場合じゃあないんだ!」

「いつの世も見えぬ大威より、目に見える小威で人は諍いをおこす」

進むべき道をしりながら、目に見える近しい人々を救うために、ちいさな日々にはまりこんでいく。そんな中、出逢った人物が、その後の彼の運命を変える。

「いまは国を開いて、貿易をおこない。国を富まして力を蓄えなくてはいかんぜよ」

「リョウマさん……ボクが間違っていました。拳だけでは解決しないのですね。北乃神拳は封印します」

そんな中、凶報が北乃のもとに届いた。

恩人が暴徒の凶刃に斃れたと。

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