最初は4000円あったお金が今はなんと30円。さてこのお金で「私」は何をするのでしょうか?次々と現れる現状、私の正体。そして最後には……思わず胸が熱くなりました。是非多くの人に読んで欲しいです。
30円で何が出来るだろう。今や30円で出来る事なんてたかが知れています。そんな中でこれだけ価値のある30円があっただなんて。優しい気持ちを思い出せました。
30円、それで何ができるか想像した時に駄菓子程度にしか感じなかった。元々はもっとあったはずの額でさえ大人にしてみれば、飲み会1回、ちょっと外食しに行ったらすぐに飛んでしまうだろう。それでも残った30円を大切に使うためにいっぱい考える。純粋な気持ちで読んで欲しいと思います。健気な姿に心を打たれるお話だと思いました。
30円から残り3分にどうつながるのだろう? と気になり拝読。半分くらいまで来て「なるほどそういうことか」と納得。悲しい気持ちも含めながら、愛が伝わる素敵な作品です
健気な子が頑張って使い道を考えます(*⊃´ `)
三分間の使い方。最後の三分でなにを伝えるか。
この上なく有意義な使い方である。主人公の母親が口にする台詞が、大人の都合を子供に押しつける(または誘導する)ように思えてならないだけになお本人の言動が光る。状況からして決してほいほい思いつけることではないだろう。精神一統何事かなさざらん。
どうして30円しか残らなかったのか。これは巧妙に仕掛けられた謎解きの物語かと、息巻いて拝読いたしました。読了後に、ああっ、そういうことか! と納得した途端、知らず涙が浮かんでいるではありませんか。練り込まれた2,000文字。これほど心を動かされる物語に出会えたことに感謝です。
お題に対しての発想力も素晴らしいですし、それを形にする為の表現も丁寧に作られていて、読後の充足感が凄いです。主人公の子と同じ年頃の気持ちも思い出せる、そんな優しいお話です。
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