ないない尽くしの会社、深夜二十六時

「あの素晴らしいバブルをもう一度」を掲げるブラック企業で働く主人公。
 それなりにのらくらやって来ましたが、真面目で仕事が出来る子が辞めてしまったため、その痛手のビックウェーブのために深夜26時まで頑張っておりました。
 そこに、使えないと噂の内線02番が鳴り、聞き覚えのない名前の営業さんが────

 思わず笑っちゃうような描写も多いですが、小説であることを最大限に活かしたホラーです。

 最初の台詞からして超ホラーです。
 ブラック企業、早く絶滅すれば良いのに。

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