硬質な題材と相反するような、エモーションにあふれた物語。短いながらも、よくまとまっています。
色々書いてるよ。 プロフィールは工事中。
宇宙の中で高熱で死んだトムは電子脳に生まれ変わっていた。トムにはカスミという恋人がおり、トムが宇宙へ行くのを拒んでいた。2人の再会にあった先は……本当にあるかもしれない短編SF作品です。
圧倒的な読了後の満足感とそこから追って来るように感じる切なさ。ラストのあのシーンが、あの言葉が頭から離れない。本作は、最初から最後まで1つのテーマを貫いているので、下手なことを言うとすぐにネタ…続きを読む
あい。それは愛。されども哀。短いお話の中にドラマがある。素敵な作品でした!
主人公が死を迎え、その記憶と人格が人ならざる物にコピーされる。――と来れば対象は人型のアンドロイドか何かであってほしい所、彼は金属の球体に移植されることになる。『僕』自身は平然としていますが、読者と…続きを読む
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