こっそりと二人の側にいるようなリアルな会話に好感触です。まだ謎は広がっていないですが、軽快な会話だけでも今後に期待が持てます。
好きな作家さんは、西加奈子さん、森絵都さん、辻村深月さん、J・K・ローリングです。 好きなミュージシャンは、日食なつこさんです。 どうぞよろしくお願いい…
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(460文字)
つくづく人は誰かの人生の一部しか見ていないんだなと思う。それはまるで額縁に飾られた一枚の絵のように、ほんの一面なんだ。そんなジグソーパズルのような切れ端から、その人がどんな人かを想像する。人生…続きを読む
本作は、いわゆる「本格」ではなく、人間ドラマを主軸に展開していくミステリだ。 奇抜なトリックや非現実的な舞台装置は存在しない。犯人も早い段階で明らかになる。 読者はただ、作者氏の巧みな筆致によ…続きを読む
僕は基本的に物語がシームレスにかつ一定のスピードを保って流れていくのが好きで、書くのも読むのもそういう作品を意図してしまうという自覚があります。そしてそういう作中での時間の流れをどれだけ巧くコント…続きを読む
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