使用したら人間が消えてしまいます。命の大切さを知らない彼は乱用する

主人公の殺伐とした感情は思春期の子供っぽさを感じました。
リアルタイムのせいでいなくなった人に対する乾いた態度に同情できる人はいるんじゃないでしょうか。


リアルタイムの被害にあうのは主人公を大切に思っている人、というのが面白い設定。
もし、主人公にとって大切な人だったら、命の扱いを考え直したのかもしれません。

最終的に主人公は自分を大切に思っている人について気づきます。


テンポよく、残酷描写は控えめなので読みやすいと思います。
読んでみてください。