概要
七つの国をめぐる大河ファンタジー
中原といわれる世界。
かつてそこには『災厄』が存在していたという。
『災厄』がどのようなものであったのか?今となっては定かではない。
ある者は民を苦しめた悪逆の王であったと言い、またある者は異形の化け物であったと語る。あるいは天地が崩壊するような災害であったと書かれた書物もあった。しかし、そのどれもが明確な確証などなく、今もって判明していない。
その『災厄』を鎮めた者がいた。英雄、義舜である。
義舜は『災厄』を鎮めると、これに協力した七人の仲間にそれぞれ神器と領土を与えた。七人の仲間達はそれぞれの封土に向かい、国を興した。
即ち、印、泉、龍、静、斎、翼、界の七国である。この七国はよく治まり、中原は平穏となった。
それから五百年余り。各国では幾度も乱が起こり、義舜が望んだ安寧な
かつてそこには『災厄』が存在していたという。
『災厄』がどのようなものであったのか?今となっては定かではない。
ある者は民を苦しめた悪逆の王であったと言い、またある者は異形の化け物であったと語る。あるいは天地が崩壊するような災害であったと書かれた書物もあった。しかし、そのどれもが明確な確証などなく、今もって判明していない。
その『災厄』を鎮めた者がいた。英雄、義舜である。
義舜は『災厄』を鎮めると、これに協力した七人の仲間にそれぞれ神器と領土を与えた。七人の仲間達はそれぞれの封土に向かい、国を興した。
即ち、印、泉、龍、静、斎、翼、界の七国である。この七国はよく治まり、中原は平穏となった。
それから五百年余り。各国では幾度も乱が起こり、義舜が望んだ安寧な
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!中華風戦記物、ここに一つ良作あり!
面白いっです。まだ最新話まで追い付いてはいませんが、いやもう面白いです。主人公の少年樹弘が極貧の中から泉国の国主に上り詰めるまで、国主になってから、そして周辺国の情勢などなど、樹弘をメインとしながらも沢山の人物、物語が紡がれています。
樹弘以外の他国国主たちもなかなかの曲者揃いで、彼らの国もすごく気になり、この作品の壮大な世界観が想像できて楽しいです。
ふと見かけて読み始め、自分の執筆もそっちのけで続きが気になり読み進め、気付けば結構な時間が経っていたことも。(笑)
各国に伝わる不思議な神器もしっかり出てきて、ファンタジー心もくすぐります。キングダムと十二国記が好きな方はハマると思います。(…続きを読む