概要
ライトノベルをテーマにした、読解×極論×ラブコメディ 延長戦
角川スニーカー文庫刊『好きって言えない彼女《わたし》じゃダメですか? 帆影さんはライトノベルを合理的に読みすぎる』の続きとなるエピソード。
一応独立していますが、人間関係など解りづらそうなので、既刊を読んでいる読者の方向けの作品です。
一応独立していますが、人間関係など解りづらそうなので、既刊を読んでいる読者の方向けの作品です。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!素直に好きと言うことが禁じられたゲームで囁かれる好きについての小説です
本レビューでは、ここで連載された短編に限らず、『好きって言えない彼女じゃダメですか?』全体へのレビューを企図しています。
まず、本作はラブコメです。ラブコメというゲームの要件を規定すると、
⑴ある一定の状態を維持すること(またはある状態に至ること)をキャラクターは目指している(目的→恋人になるまたは維持するなど)
⑵だが、そのための最も効率的な手段は禁じられている(本作でいうと素直に好きということ→ゲームを創り出すルール)。
⑶このゲームにおける勝利とは、上記のルールに従って、非効率的な手段によって目的を達成すること(好きと言わずに目的を達成する)。
以上となります。
本作において、…続きを読む