死にたいと思ったことがあるなら、きっと好きになる

あなたは死にたいと思ったことがありますか。

どんな類のものでも構いません。

死んでしまいたいと、死んでしまったほうがずっとマシだと、そう思ったことがありますか。

一度でもあるなら、きっとこの小説を好きになるはずです。

これは、そういう物語です。

誰にも見つけられることはなく、けれどどこかにあるかもしれない物語。

誰よりも己の死を願う少女と、誰よりも少女の死を望まない青年。

どこかにいるかもしれない二人の、二人だけの物語。

ぜひ、見届けてください。



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