概要
【堂々完結!】その娘の右手は、触れたものを「石」にする―。
【お知らせ】
*2021年より、この内容を大幅改稿したものを下記URLにて連載中です。
『灰色の花(改稿版)』
https://kakuyomu.jp/works/16816452221323762523
良かったら、こちらもよろしくお願いいたします!
【2019年8月30日堂々完結! 読者の皆様感謝です!】
ジルコ王国の軍事警察署で働く18歳の娘、メレンケリ・アージェ。
彼女の右手には、触ったものを「石」にする力が備わっていた。
そのため、取り調べを受けるために捕まえられてきた男たちの脅しとして、彼女の力が重宝されていた。
「祖父も、父もしてきたことだから」
それがメレンケリの口癖だった。彼女は自分が軍事警察署で働くことは、家系的に仕方ないことであるし、力を脅しとして使うこと
*2021年より、この内容を大幅改稿したものを下記URLにて連載中です。
『灰色の花(改稿版)』
https://kakuyomu.jp/works/16816452221323762523
良かったら、こちらもよろしくお願いいたします!
【2019年8月30日堂々完結! 読者の皆様感謝です!】
ジルコ王国の軍事警察署で働く18歳の娘、メレンケリ・アージェ。
彼女の右手には、触ったものを「石」にする力が備わっていた。
そのため、取り調べを受けるために捕まえられてきた男たちの脅しとして、彼女の力が重宝されていた。
「祖父も、父もしてきたことだから」
それがメレンケリの口癖だった。彼女は自分が軍事警察署で働くことは、家系的に仕方ないことであるし、力を脅しとして使うこと
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!触れるものを石に変えてしまう手を持つ娘が出会いによって成長する物語
一言で簡単に説明しようとするとボーイミーツガールな物語。なので、ボーイミーツガール好きさんにはぜひ読んでいただきたい話!…なのですが、それだけでなく、それだけではまとめきれないお話で!
主人公メレンケリが成長していく様がとてもまばゆい物語です。
触れるものを石に変えてしまう右手を持つメレンケリは「石膏者」として、罪人を(私たち読み手にとってはまだ疑いのある段階の人さえも)石に変えなければならないという仕事をしています。
自分の仕事に苦悩しながらも、仕事を全うしていた彼女は、ある出会いをきっかけに、自分の力に疑問を持ち、少しずつ変化をしていきます。
メレンケリの石膏者としての力が、鍵であり、…続きを読む