第3話 そして新たな冒険へ

それから何年が経ったであろうか。


君はこの世界――つまりは元いた世界からすれば異世界――に転生していた。当然、裸一貫で生まれたのであり、ツェツィーリヤや前世のことなど綺麗さっぱり忘れていた。というより、思い出せるはずもなかったのである――それが転生というものなのだから。


そして、ひょんなことからWEB小説に関わっていた君は、今日たまたま小説投稿サイト「カクヨム」にアクセスし、この小説を見つけたのである。


今、君はこの文を読んでいる。


                             了

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転生の勇者 千石杏香 @Ebisumatsuri

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