Actor & Actress

さいごに 登場人物紹介

 最後までお読みいただきありがとうございます。

 登場人物一覧です。本編と関係ない可能性が高いです。




【ケモフルール】

・キャロライン(二十歳)

 銀狼姫将軍。お義父さんの匂い大好きでいつも膝元にからみつくようにじゃれついてくる。撫でると喜び、久しぶりに会うとウレションをする。治癒の力を持つステゴロの羅刹。


・お義父さん(四十代)

 錬金術士。みんなから「術士どの」と呼ばれてはいるものの、本名は謎。物質変換のエキスパートで、解析したものならテンプレートとして記憶できる限りはいつでも再構成分解ができる。わりと神。見た目はずっと壮年のまま。


・ブラベア(二十代半ば)

 大熊族の女傑で炎将。地脈龍脈、とりわけ地熱の加護を得る四天王の一角。恋仲の男性と冬眠する際、「松明ですか?」といいたくなる松脂の棒塊を使ってプレイに励むのが好き(*自他ともに*)。比較的まとも。がおー。


・ティエン(二十代前半)

 氏族の文字では『天』と書く、水龍の巫女の逸材。水脈の加護を得る水将で、四天王の一角。自他の体液を混じり合せて感覚共有と秘密の搾取が趣味。でも術士にすべてを吸い取られる感覚に目覚めて以降は、与える以上に奪われる側に最高の興奮を見出す。事あるごとに飲料物に呪力混じりの血液を入れてくる。


・フェイニ(二十代半ば)

 有翼族は鳳凰の末裔。不死性をはらんだ炎の血と、空に愛されし空将で、四天王の一角。自分の体の中で作られ、自分の産道を通った卵(玉子)を目の前ですすられるとたまらなく興奮する歪んだ被カニバリズムに目覚める。事あるごとにいくつも卵を産むし、空から落としてきたりもする。


・ジレイン(二十代後半)

 ヤマアラシ(ハリネズミ)族の逸材。とりたてて得意なことは、体術と毒針。それ以上に人心をつかむ優しさと強さで皆をひっぱる四天王筆頭で陸将を冠する女傑。興奮すると体中の毛が武器と化すので恋人などと抱き合えた試しがないが、術士に抱きしめられたことで共に串刺しになる興奮に目覚めてしまう。事あるごとに毛針を刺してくる(地味に痛いところに)。


・フェンリ三世(四十代)

 ケモフルールの女王。キャロラインの伯母で、アセナの姉。ことにかけては妹の追随も許さぬほどの一人上手で、器用人との国交回復で流入してきたエロ本のブーストを得、その技術と奥深さはケモフいちとメイド長は見ている。


・アセナ(十六歳 / 三十六歳)

 フェンリの妹で、キャロラインの母。銀狼の末裔が行える、理想の人物を妄想し悶々とすることで子を成す術、『妊娠』の遣い手。得意技は整体。キャロラインと同等の戦闘力を有してる母乳マニアで、経産婦。術士どのを狙う先代銀狼姫将軍。


・メイド長(二十歳ちょい)

 キャロラインの幼なじみ。覗きが高じて間諜のトップに。敵も味方も彼女を恐れたり恐れなかったり。目下の目的は錬金術士の過去の詮索。


・侍女(二十歳)

 メイド長の妹だが影が薄い。が、いないと思ってると気配を殺してそこにいるので、やはり覗きが趣味。


・女狐黒服(四十半ば)

 間諜部門の課長。駅舎で術士を案内したひと。器用人とケモフを行き来し、エロ本を買うのに尽力している。全身を荒縄で拘束している。




【ガディス一家】

・ガディス(五十代)

 侠客。元魔人。チョコレートをこともなげに食べた術士に心酔しており、一生涯の忠義を誓っている。娘を溺愛し、家族のためならば死をも厭わぬ心意気。貞操帯マニア。


・アリオス ・イカルス ・ウォーレン

・エルバーン ・オーランド ・サブラ

 構成員。元魔人。義理人情に篤いオムツプレイの達人たち。


・サラーラ

 元気になった途端、キャロラインと友達になる。お菓子作りと覗きと権謀術数にいたく興味を持っているのか、将来の逸材の風格を早くも醸し出している。一服盛るのが趣味の様子。




【魔神】

・アスタロン

 かつての異次元最強の武闘派だが、陰謀を術士に、自身もキャロラインに敗北し、「こらあかん」と敗走。魔神王が倒されてからは穏健派に鞍替え。手下の下級魔神が最後に持ち帰ってきた『お化粧』のビデオ映像にいたく興奮し、銀狼にやってもらいたいと思っている激痛拷問好き。


・サキュリス

 今回の被害者。大淫魔の矜持も肉体も粉微塵にされた。アスタロンが次元を越えてケモフに赴こうとするのを必死に止めるようになる。さもなくばエステが待っている。いまは異次元最強。あらゆるプレイが可能なオールラウンダーだが、放課後の帰り道に手を繋いで帰るだけのプレイが好き(プレイ?)。




[完]


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銀狼姫将軍はお義父さんと仲良くなりた過ぎて 西紀貫之 @nishikino_t

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