本当に園児から分かる中世武術。名前の通りでした。しかしただの「解説書」ではなく、子供たちの遊びとしてテクニックを披露していく所は作り手に構成力が高く思えました。
小説は「人間」を表現してなんぼだと思います。
先ずはダンボールから始めてみたい!そう感じた方も多いでしょう。著者である、みやこ留芽様のアーマードバトルについての知識が深いです。それが実際の競技を、幼稚園に通う少女と見事にクロスオーバーさせ…続きを読む
アーマードバトル。園児。この物騒な言葉と、愛らしい言葉がまさか同時に出てくるとは!発想の勝利。アーマードバトルに燃える幼稚園児たちは、それぞれの鎧と武器(※素材は段ボール)を身に着け、本気で戦…続きを読む
まるで落語のような進行と、アーマードバトルという実在のスポーツの細かい描写。テーマも面白く、テンポよく読める作品でした。
幼女がヒロインだからといって、生温い物語ではないです。正統派な西洋剣術を競技として真面目に取り組む姿が素晴らしい!種々の型や、それを利用したバトル描写は筆者の深い理解が無ければ書けないと思います…続きを読む
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