白飯何杯かいけちゃうあなたは、若き日に、こそこそと物語に居場所を見つけて逃げ込んだに違いない。タイトルと目次だけではなく、なかなか面白い居場所が見つかる(かもな)物語!
生きる、死ぬ、犬のように、草原を駆けて、肉を屠り、子をなして、育てて、生かしたり、死なしたり。閉鎖的な村落で起こった惨殺事件、きっかけは地元の名士の死だった。彼らはなぜそこに集い、死に導かれた…続きを読む
自然美しい開放的な土地の空気が、閉鎖された人間関係によって体臭を持ち、また空気の中に住んでいる。 そんな印象を受けた。 体臭はいずれ意思を持ち、その土地に張り付いて暮らす人間の中に入り込む。自…続きを読む
戯曲版から読ませて頂いているが、戯曲版の間はこちらである程度補填しており自らいい間を作り出して読んでいたつもりであった。では、小説版はどうだろう?これが驚くほど、想像していた以上に会話と地の文で新…続きを読む
読んでいて応援したくなる作品です。たくさんの人に読まれますように。
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