その写真は、いつまでも色褪せない。

心に沁み入るという表現がぴったりな、そんなお話です。
このお話のキーアイテムは「写真」なのですが、抗いようもなく流れていく時の中で、時間を切り取ることができる「写真」というものは、ある種の魔法みたいなものなのかもしれませんね。
このお話に、派手な動きはないかも知れません。でも、これぞ「小説」だというくらいに、その文章は美しい。
美しい物語が好きなみなさん。
ぜひ、ご一読を。