最前線の魔法鍛冶師

一流の鍛冶師を目指して、
ピッピが頑張る物語です。
世界観は王道でありつつも、
独特のキャラが魅力的です。
勇者や魔王ではなく、
自分で武器を作り出す鍛冶師本人が、大冒険を繰り広げます。
今後の展開も楽しみですね。

様々な人間関係に魅力を感じさせてくれます。
読み進めるうちに作品へとどんどんのめり込んでいけました。

女の子が主人公なのです。
男の子がバンバンチートでバトル！するのではないのです。

一人の、己の才能に悩み、親友との「ある種の壁」に悩み、生き方に……「戦い方」に悩む女の子。

彼女は、自分の「才能」と向き合わなけば先には進めない。
しかし、その生かし方がわからない。

そんな時、ある人物の弟子に。しかも内弟子になることになります。
「才能」を正しく見出されたゆえです。

ここまで師弟関係を丁寧に書いてくれる作品は今時珍しいと私は感じます。

親友との関係、師弟の関係、女の子の才能開花。
どれも、読んでいけば深みが増していく要素です。

後、単純に見てて応援したくなる主人公だと思います。