概要
テーマは「男の背中」。悪の組織の改造人間となった中年男の生き様を見よ。
俺の名は改造人間「カピバランZ」。
職業は、悪の秘密組織「ウルトラ・ショッカー」の怪人である――。
テーマは「男の背中」。ある日突然に改造人間となった38歳の中年男「恩田正男」の、悲しく切ない人生ドラマである。
(本作品は2016.06、アルファポリス第7回ドリーム小説大賞 大賞候補となりました。)
職業は、悪の秘密組織「ウルトラ・ショッカー」の怪人である――。
テーマは「男の背中」。ある日突然に改造人間となった38歳の中年男「恩田正男」の、悲しく切ない人生ドラマである。
(本作品は2016.06、アルファポリス第7回ドリーム小説大賞 大賞候補となりました。)
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★ Very Good!!怪人の世界も世知辛さは変わらない? トクサツパロディ系コメディ小説。
ごく普通のサラリーマン・恩田は、会社帰りに悪の組織「ウルトラ・ショッカー」に拉致され、怪人「カピバランZ」への改造手術を施されてしまう。
ところが、手術を行った博士はポンコツだった。カピバランZには恩田であった頃の記憶が残ってしまっていたのだ。
再手術されるかもしれないことを思えば「実は記憶消去されていない」と明かすわけにもいかない。カピバランZは記憶があることを隠しつつ組織に溶け込もうとするのだが……。
というわけで、改造人間の悲哀をコメディタッチに描いた小説です。
等身大ヒーローのフォーマットを借りつつ、どこか抜けたような展開や人情話が繰り広げられます。このタイプのパロディものは昔から…続きを読む