眠り姫の目醒めとともに、物語は動き出す――。

遊び慣れていないのに、とある事情から、夜の街をさまよう女子高生の棘。
からまれた彼女を颯爽と助ける同じ高校の桐生……。

と、思わず胸がときめくシチュエーションから始まる物語。

棘の複雑な事情や胸の内、桐生くんをはじめとした周りの人々とのやりとりが丁寧に描かれた良作です。

読み進めるうちに、棘ちゃんの幸せを願ってしまうこと間違いなしです!

切なく、そして最後には胸がほっこりとなる素敵な物語、ぜひ味わってください!

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