5/26 コペンハーゲン
ようやく時差の影響がなくなってきた頃に、疲労の蓄積が厳しくなってきた。
今日も雨なので付近のデパートなどを見て回るだけにしよう。
と思ったが――
祝日のためかどこもデパートは休み。
そうと知らずに店内を覗き込む人が多数(筆者も含む)。
マクドナルドとセブンイレブンは営業している。さすが。
雨の中そうそう歩き回れないので空港へ行くしかない。
(濡れるとかなり寒くなるので)
「カストロップ空港」
ターミナル2の方へ行けばセブンイレブンとカフェあり。
テーブルが空いていれば落ち着いて食事もできる。
外の建物はパーキングばかり。あまり長時間滞在はできない。
空港のWiFiは不完全。ツイッターと一部のページの閲覧はできるが、ほとんどの動作が不能状態。また突然回線が切れたりもする。
指先の皮膚がボロボロになってきた。ハンドクリームを持ってくるべきだった。こちらの薬局ではそれらしきものは売っていない(あるいはあっても見つけられない)。せめてナッツと果物を買ってビタミンを補給した。
雨が弱くなってきたので空港を離れる。
「ストロイエ」
祝日ではあるが営業している店もあった。カフェ、ピザ屋、アイスクリーム屋、果物やミネラルウォーターを売る屋台もやっていた。
小雨の中、人々のスタイルは様々。
日本と違い、レインコートを着ている人が多い。ただしレインコートは上半身だけ。下が思い切り濡れているけどいいの?
そのまま歩いている人もけっこういた。傘とレインコートを併用している人もいた。
雨の中でも歩きタバコをする人がいるのは日本と同じ。
傘もってタバコ持ってするのつらくない?
「クリスチャンハウン」
またも道に迷ったおかげで、思いのほか広大な街だとわかった。
メインストリートは都会で店も多く交通量も多い。あまりクリスチャン的なイメージの街ではない。
池の周囲にはランニングコースと怪しげな古い民家の並ぶ場所があった。
柄の悪そうな連中が多く不安だった。
とかく方向感覚が狂いやすく迷うことが多い。勘は当てにせず、こまめに地図と照らし合わせた方が良い。
建物の美観は気にするのに、地面のゴミは気にしない。どうやら、この国の人間は上ばかり見て足下は見ないらしい。
汚いものから目を背け、無視する精神。いかにも汚れ仕事を奴隷に押し付けてきた白人社会らしい。
西洋人に道を尋ねられた。
なぜどう見ても東洋人の筆者に聞く?
たまたま知ってたから方角だけ指してあげた。
Over there.
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