これを読んだ後には、自分の書いたものを読み返したくなる――そんな小説です。自分の書きたいことをこういう風に表現できるということが、技術によるものか、才能によるものかわかりません。ただ、とても魅力的なことは確か。
藤光(とうこう)です。主にエッセイ(ひとりごと)を書いています。短歌を作ることをはじめました。小説は非ラノベ系が多い。関西の某県在住。現代ものからSF、時代小…
睡眠中に見る夢って、唐突に始まり、得てして唐突に終わる断片的なものだろう。老いてからは「会社で延々と何かをし続けている夢」が多い気もするが、若い頃の夢はそうだったような気がする。本作品は、そんな夢…続きを読む
このテクニックにはいちおう名前がついていてマジックリアリズムという手法なんですけれども世界的に見てもこれの使い手はなかなかおらず自在につかいこなせるようマスターすれば文学史に名を残せるっていうレベ…続きを読む
突然定められた『試験』。『試験対策』で後輩は魚になった。ある人はオーロラになった。では、自分は。 この世界観、癖になります。
当たり前の話だけど誰かが小説を読み始めたら後に残るのは読み終えられた小説か読み終えられなかった小説かどちらかしかなくて、誰かじゃなくて自分の話をするならば前者と後者の比は1:9くらいのものなのだけれ…続きを読む
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