両親を亡くした高校生の五木麻里は、その辺に潜んでいる妖怪が見えるという悩みを抱えていた。誰にも言えずに苦しんできた麻里の前に、同じく妖怪が見えるという朝霧晴が現れて……秘密を共有しながら、二人は近付いていく。けれども、晴はもっと重大な秘密を抱えていた。登場する妖怪が、恐ろしくリアル!相手を理解することを学ばせてくれる、とても素敵な作品です!
妖怪が見えるため妖怪に悩まされてきた五木麻里。あるとき妖怪に襲われたところを朝霧晴に偶然助けられ――。主人公、相手役朝霧くん、とにかく登場人物の心情描写が丁寧で、あれよあれよとのめり込んでし…続きを読む
私には小さいころから人には言えない秘密があった。この世には私にしか見ることのできない『何か』がいる。朝読書賞受賞作です。第1回の受賞ですからね、今後はこれを参考にしましょう。朝読書賞だけあっ…続きを読む
学校には個性、性格など様々な人たちが集まっています。今までのクラスメイトを思い出しても、個性の強い人が思い浮かぶ、という方がいるのではないでしょうか。でもタイトルにある『妖しい』クラスメイトは少…続きを読む
お互い秘密を抱える主人公、五木麻里と朝霧晴。二人は交流し合うなかでやがて秘密を共有し、心を通わせていきます。しかし、彼には主人公にも言えないもっと大きな秘密があったのです――。この作品には妖…続きを読む
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