概要
つまらない日常の楽しみは、黄色と青のポイントカードが握っている
彼について、なにも知らない。下の名前も、なんなら苗字の漢字表記すらも。
「スプーンご利用ですか」
「結構です」
交わす会話は、たったそれだけ。それでよかった。それでも目の保養にするには充分だった。これ以上なにも望んでいなかった。はず、だった。
生活に疲れた女子大生とコンビニ店員のオニーサンの、すこしだけ特別な夜
※この物語はフィクションです。実際の団体とは無関係です。
「スプーンご利用ですか」
「結構です」
交わす会話は、たったそれだけ。それでよかった。それでも目の保養にするには充分だった。これ以上なにも望んでいなかった。はず、だった。
生活に疲れた女子大生とコンビニ店員のオニーサンの、すこしだけ特別な夜
※この物語はフィクションです。実際の団体とは無関係です。